海外暮らしにおすすめの国ランキング。治安・物価など厳選15ヵ国

夢の海外暮らし!一度はしてみたいものですよね。国際結婚をしたい人にとっては出会いの大きなきっかけにもなります。ただいろいろと不安なこともありますよね。治安は大丈夫かな、自分の語学力で大丈夫かな、などなど気になることはいっぱい。

ここでは、海外暮らしにおすすめの国・地域を下の5つを判断指標にしてランキングしてみました。

  • 生活費(物価)の安さ
  • 治安の良さ
  • 食事のおいしさ
  • 暮らしやすさ(インフラ等)
  • ビザの取りやすさ

「海外で暮らしたいな」と思っている人はぜひ参考にしてみてください。

 

海外暮らしならココ!おすすめの国TOP10

1位:カナダ

Vancouver
Hisakazu Watanabe / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

留学、移住、その他海外暮らしを希望する人の中でも特に人気の高いカナダ。日本人にとって暮らしやすい環境が整っています。治安が良く、インフラも整っており、都市と自然の両方を楽しめます。英語圏の国ということも一つメリットと言えるでしょう。

滞在の壁も高くなく、ビザなしで半年間滞在でき、語学学校に通って英語を身につけることもできます。

カナダは街や人の雰囲気も穏やかでゆったりとした時間を過ごせます。『世界で最も住みやすい都市ランキング』ではバンクーバーが3位、トロントが4位に入っています。

デメリットとしては物価が高めであること、冬の寒さが厳しいことがあります。特に冬の寒さは、寒がりな人にとっては大変かもしれません。それらを除けば、海外暮らしをするならカナダを選んでおけばまず間違いないでしょう。

 

2位:オーストラリア

Sydney
GoodGuyPaul / Pixabay
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

「カナダは寒いからちょっと……」という人であれば温暖な気候で過ごしやすいオーストラリアがおすすめです。治安も良く、シドニーやメルボルンなどの都市であればインフラ整備も行き届いており、とても暮らしやすいです。日本との時差が少ないのもおすすめポイントの一つです。シドニーやメルボルンであれば日本よりも2時間進んでいます。

オーストラリアには住みやすい都市がいくつもあります。特にメルボルンは『世界で最も住みやすい都市ランキング』において2016年の1位になっており、6年連続で1位を獲得しています。他にもアデレードが5位、パースが7位と、オーストラリアの都市はランキングに多く入っています。

デメリットとしてはやはり物価が高いことですね。特に大都市であるシドニーでは日本よりも高いので生活費は思った以上にかかってきます。他にもワーキングホリデー以外のビザ取得が簡単でないことも注意点の一つですね。

 

3位:ニュージーランド

New zealand
Jocelyn Kinghorn / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

大自然を満喫できるニュージーランド。ワーキングホリデーでも人気の高い国です。オークランド、ウェリントン、クライストチャーチなどの大きな都市ならおしゃれな街並みも楽しめます。特に人口100万人以上の大都市であるオークランドは『世界で最も住みやすいランキング』では8位にランクインしています。

英語圏であること、穏やかな国民性も人気の理由に含まれるでしょう。ただ、職探しやビザ取得は簡単でないことがデメリットとしてあります。

 

4位:台湾

台湾

生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

アジアの中でも特に住みやすいのが台湾です。日本と近いこと、治安が良いこと、都市が発展していることなどがメリットとして挙げられます。また、海外暮らしでネックになる文化も違いもそれほど感じないでしょう。日本と文化的な違いが多くないため、そういった点でのストレスは低いと言えます。

親日家な人が多く、日本語を話せる人が多いのもうれしいですね。物価はだいたいのものは安いですが、経済発展している国なので高いものもあるので注意が必要です。また、地域によっては公衆衛生が悪いところもあるのでそのあたりはデメリットと言えるでしょうか。

 

5位:フィリピン

セブ島

生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

「英語圏の国に行きたいけどカナダやオーストラリアはビザや物価が……」という方にはフィリピンをおすすめします。生活費はおよそ日本の半分くらいで済み、ビザはとても取りやすいので、英語を習得したいという方はフィリピンを候補に入れておくと良いでしょう。他にも医療制度が充実していること、日本食を提供しているお店が多くあることなどもおすすめのポイントですね。

ただ、フィリピンは銃社会であることからも治安の悪さが懸念点として挙げられます。治安を考慮するのであれば、首都のマニラよりもリゾート地として知られるセブ島の方が安定していておすすめです。スリ、ひったくりなどもあるので外に出る時は注意が必要ですね。

 

6位:オランダ

オランダ

生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

近年、移住先として人気が高まっているオランダ。日本人は特別待遇で住まわせてくれます。というのも、ビザ取得が困難な国が多いヨーロッパの中でも圧倒的にビザ取得がしやすいということで人気が高まっています。オランダで働く場合には日本人とその家族は労働許可の必要がなく、煩わしい手続き関係でのストレスは軽減されます。

また、緯度が高いわりには気候は温暖で過ごしやすいこと、治安が安定していることなどもメリットとして挙げられます。

逆にネックとなるのは住居費を含めた物価の高さが挙げられます。税金も高く設定されていて、消費税は21%(生鮮食品は6%)となっています。

 

7位:香港

香港

生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

日本からも近く、治安も良い香港。非常に住みやすいことで移住する人が多くいます。税金が安いこと、日本人も多くいることがうれしいポイントでしょう。アジアにとどまらず、世界的に見ても発展した都市なので暮らしやすさは大きなポイントですね。

デメリットとしては発展した都市だけに物価が高めであること。特に家賃は東京よりも高めなのでネックの一つですね。香港は英語圏でもあるので日本から近いところで英語圏に行きたいということであれば香港がおすすめですよ。

 

8位:マレーシア

マレーシア

生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

いろいろな指標において平均的に良いマレーシア。暮らしやすい温暖な気候、治安の安定度、英語圏であること、物価の安さなどとても良い環境で暮らせます。特に物価の安さはうれしく、日本の半分以下でさまざまなものが買えます。東京だと家賃30〜40万円もするような豪華なマンションがマレーシアだと10万円程度で住むことができます。

デメリットとしては衛生状態が良くないことがあり、日本人から見るとトイレは汚いなと感じるところもあるのである程度自分の中できれいなトイレがある場所を見つけておく必要があるでしょう。あとは治安が比較的良いとはいえ、やはり日本と比べると軽犯罪などは多いため、注意が必要です。

 

9位:スイス

スイス
Noel Reynolds / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

外国人が多いスイス。国際的な国であるだけに外国人を受け入れるための体制はしっかりと整っています。フランス、ドイツ、イタリアなどの先進国と隣接しているため、フランス語やドイツ語、イタリア語なども公用語となっていますが、英語でも十分日常生活で使えます。また、スイスといえば大自然。豊かな緑の中で穏やかに暮らしたい人にはピッタリの国ですよ。

ただ、スイスは物価がかなり高いです。「世界一物価が高い国」なんて言われていますが、それも納得なほど美しく整備された街並み、暮らしやすい環境が整っているので、ぜひ海外暮らしの候補に入れてみてください。

 

10位:ハワイ

ハワイ
HansenHimself / Pixabay
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

移住する日本人も多いハワイ。温かい気候はとても暮らしやすく、ゆったりとした時間の中で過ごすことができます。観光している日本人も住んでいる日本人も多いことから「海外に住んでいる」という実感はちょっと薄いかもしれませんね。

ネックとなるのは家賃や物価が高いという点ですね。日本のみならず世界中から移住希望者に人気が高いことからかなり相場は高くなっています。場所にもよりますが、基本的には東京よりも高いことは覚悟しておいた方が良いでしょう。

ハワイに住む、というのはステータスの高さも感じられて憧れますが、いろいろと高いハードルがあることは把握しておきましょう。

 

アジア内ならココもおすすめ

ベトナム

ベトナム
Khánh Hmoong / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

最近は経済発展が著しいベトナム。ですが、まだまだ物価は日本の半分以下ほどに安く、生活しやすいのが大きなメリットです。日用品も家賃も安く抑えられるのでおすすめです。

デメリットとしては治安に不安がある点でしょうか。日本人からするとたまに信じられないような事件があったりするのでできる限り注意した方が良いでしょう。他にも懸念点としてはベトナム語が少々難しいということが挙げられます。ホテルなどの公共施設でなければ英語はあまり使えず、暮らし始めるとどうしても言葉の壁が立ちはだかると思います。

首都のホーチミンは大都市でもちろん暮らしやすいですが、中部にあるダナンという都市は日本に負けず劣らずな街のきれいさを誇っていてとてもおすすめです。ゴミが落ちていることもなくとても街が清潔。また、きれいなビーチもあり、穏やかに暮らすことができますよ。

 

タイ

タイ
wongaboo / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

女性の海外旅行先でも人気のタイ。首都のバンコクはとても発展していて不自由なく生活ができます。第2の都市チェンマイはバンコクとは違った一面があり、タイの歴史や文化に深く触れることができます。生活費は安く抑えられ、ビザも比較的取りやすいのがメリットですね。

デメリットは暑さ。気温も湿度も高く、暑がりな人には大変だと思います。また、治安にも不安がありますね。政治面で対立もあり、少々不安定さがあります。

 

シンガポール

シンガポール
Ross Huggett / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

発展した先進国家であるシンガポール。税制の面で日本から移住する人も多くいます。日本と変わらないか日本以上の生活ができるでしょう。経済的にとても発展した国なのでインフラなどの生活環境は整備されていて生活に不便さは感じられません。ハブ空港なので日本の直行便も多くあり、その他の国にも行きやすいです。

ただやはり物価や家賃はかなり高いです。気軽に移住とは言えない値段になってきますのでそこは慎重になった方が良いですね。もし経済的に余裕があり、英語圏が良いという場合にはシンガポールはピッタリかもしれません。

 

【番外編】+α おすすめ国

チェコ

チェコ
Thomas Depenbusch / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

きれいな中世の街並みと落ち着いた雰囲気が感じられるチェコ。ヨーロッパの中でも物価が安いのが特徴です。基本的に物価は高めなヨーロッパ諸国の中で、東南アジアほどの物価で生活することができます。日常のお金を安く抑えられるのはうれしいですよね。

ヨーロッパの中では比較的治安は良いとされていますが、それでもスリや置き引きなどの軽犯罪は多く、特にガードが甘めな日本人は注意が必要ですね。憧れのヨーロッパに行きたいけど物価が……という人はチェコがおすすめですよ。

 

ポーランド

ポーランド
Prabhu Balakrishnan / flickr
生活費の安さ
治安の良さ
食事のおいしさ
暮らしやすさ
ビザの取りやすさ

ヨーロッパの中でも特に際立って物価が安く、かなり住みやすい国であるポーランド。なによりも最大のメリットと言えるくらい物価は安いです。公共の交通機関、外食、日用品などなど生活費はかなり抑えられます。また、外国人に親切であり、レストランでは英語表記もしてくれていたりと暮らしやすさはかなりのもの。

ネックな点は言葉でしょうか。ポーランド語は難しく、習得はかなり苦労すると言われています。あとはビザ取得も簡単ではないようです。

 

まとめ

海外に住むといってももちろん国によって特徴はさまざまです。どういったことは外せない条件か、どういうことなら少し妥協してもいいかを明確にして渡航先を選びましょう。

はじめてという方であればまずは人気のある国を選んでおくと良いと思います。その後で2回目、3回目と暮らす場所を変える際は少し思い切ったところを選んでみても良いですね。


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