国際結婚手続き　〜中国編〜

地理的に近い国でもあり、出会うことが多い中国人男性。中国人男性はとても優しい人が多く、異文化に対しても寛容なのが特徴です。

実際の日本人女性の国際結婚相手ランキング3位の中国ですが、国の制度が日本と多く違うため、国際結婚の手続きが難しいと考える人も多いかもしれません。

そんな中国人との国際結婚手続きについて、必要な書類や手続きの流れなどわかりやすくまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

 

婚姻要件

1. 日本で結婚する場合は男性は18歳以上、女性は16歳以上（20歳未満の未成年者は保護者の同意が必要）、中国で結婚する場合は男性22歳以上、女性20歳以上が条件です。
2. 近婚者でないこと
3. 重婚者でないこと
4. 女性は離婚後6ヶ月間再婚禁止（離婚後に出産した場合は再婚可）

 

日本での婚姻手続き（中国人側が日本在住）

在日中国大使館が短期滞在（家族訪問・短期商用など）の資格の中国国民に婚姻要件具備証明書を発行しないため、中・長期の在留資格を持った中国人のみ日本で婚姻手続きできます。

必要な書類

中国人側

1. 在留カード（外国人登録証）
2. パスポート
3. 婚姻要件具備証明書＋日本語訳文
4. 出生届＋日本語訳文
5. 印鑑

※3に関しては在日中国大使館領事部で取得できます。詳しくは続けて記事の手続きの流れを読んでください。

 

日本人側

1. 婚姻届（成人二人の証人が必要、外国人可）
2. 戸籍謄本（本籍地の役所に提出する場合は不要）
3. 本人確認書類（パスポート、運転免許証など）
4. 印鑑

 

手続きの流れ

1.在日中国大使館領事部または各地の中国領事館にて婚姻要件具備証明書の交付申請して発行してもらいます。

 

2. 日本の役所に必要書類と一緒に婚姻届を提出し、婚姻受理証明書を発行してもらいます。（役所によって、発行するのに数日間から数週間かかる場合がありますので確認してください）

 

3.日本で婚姻手続きを完了すれば、中国においても有効な婚姻と認められ、中国での婚姻手続きは不要です。しかし、中国の戸籍簿の婚姻状況欄に「未婚」から「既婚」にする必要があります。

日本外務省と在日中国大使館それぞれに認証された婚姻受理証明書（中国語訳文付き）を中国人配偶者の戸籍所在地の役所に提出します。

 

参考費用

・婚姻受理証明書　1通350円

・戸籍謄本　1通450円

・中国大使館公証各種　3000円　詳しくはこちら

その他の必要手数料等は在日中国大使館・領事館にお問い合わせください。

 

在日中国大使館、領事館一覧

中華人民共和国駐日本国大使館

〒106-0046　東京都港区元麻布3-4-33

　代表電話：03-3403-3388

 

駐大坂総領事館

〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町地区3-9-2

TEL：06-6445-9481(代表)

 

駐福岡総領事館

〒810-0065 福岡県福岡市中央区地行浜1-3-3

TEL：092-713-1121(代表)

 

駐札幌総務領事館

〒064-0913 北海道札幌市中央区南13条西23-5-1

TEL：011-563-5563(代表)

 

駐長崎総務領事館

〒852-8114長崎県長崎市橋口町10-35

TEL：095-849-3311(代表)

 

駐名古屋総務領事館

〒461-0005愛知県名古屋市東区東桜2-8-37

TEL：052-932-1098(代表)

 

駐新潟総務領事館

〒951-8104　新潟県新潟市中央区西大畑町5220-18 

TEL：025-228-8888(代表)

 

中国での婚姻手続き

必要な書類

中国人側

1. 居民戸口簿
2. 居民身分証
3. 婚姻登記員の前で配偶者が無く、相手と直系血縁ではなく3代以内に親戚関係が無いことを表明すること

 

日本人側

1. パスポート
2. 婚姻要件具備証明書

 

手続きの流れ

1.在中国日本大使館にて下記の書類で婚姻要件具備証明書交付申請して、発行してもらいます。

詳しくはこちら

 

2. 中国配偶者の戸籍所在地の役所にて下記の書類で結婚登録します。この時、夫婦の顔写真付きの結婚証明書がもらえます。

 

3.在中国日本大使館にて下記の書類と一緒に婚姻届を提出します。

 

手続きの詳しくはこちら

 

参考費用

・婚姻要件具備証明書　65元

 

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